Aki Work
Strength & Conditioning coach
主にダンサー・アスリートの技術やパフォーマンスの向上のためのトレーニングプログラムを作成し、コーチングを行ないます。
ストレングス Strength=強さ
コンディショニング Conditioning=調整、整える
パフォーマンスの向上
アスリート人生において重要な「怪我や障害の予防」
ただトレーニングをさせるだけでは、それ以前に土台となっているそれぞれの人の「骨格」や「動き方の習慣、習性」によって、怪我や痛みを生む可能性、またはすでに発症していることも考えられます。
FMSのグレイ・クック氏が提唱しているような
<パフォーマンス・ピラミッド>や<ジョイント・バイ・ジョイント・アプローチ>などを考慮し、それぞれの関節のもつ役割(可動性or安定性)のバランスをふまえながら、機能的動作(ファンクショナル・ムーブメント)を考えたトレーニングを用いて、正しい骨格(アラインメント)と、均衡のとれた、なめらかな動きをとり戻してから、トレーニングを始めます。
●ストレングス・トレーニング
すべてのトレーニングの基礎となる「筋肉」の強さ(筋力や筋量)を上げるために、ウェイト(重量)、自重、マシンなどを使ったトレーニングや、レジスタンストレーニングなどを用います。
→今の『あなた』の筋肉の状態を把握でき、しっかりとコンディショニングに繋がる
●コンディショニング・トレーニング
ストレングス・トレーニングで鍛えた筋力を「使える」ようそれぞれのスポーツ特異動作に当てはめ、パフォーマンスの向上のために、柔軟性(フレキシビリティ)、速さ(スピード)、敏捷性(アジリティ)、俊敏性(クイックネス)、均衡性(バランス)を向上させる、さまざまなトレーニングを用います。
→どこの筋肉がいつもよりタイトなのか、動きに影響があるのか『あなた』自身でわかるようになる
ヒューストン・バレエ・アカデミー(米国トップ3)、ヒューストン・バレエ団(アメリカ5大バレエ団)
S&Cコーチ・ウェルネスチームのトップとして
怪我の予防とパフォーマンスの向上にむけ、提携するヒューストンでもトップクラスの病院、それぞれの専門のメディカルドクター達や理学療法士(PT)やアスレッチクトレーナー(AT)との連携をとりながらダンサーをサポート
・アカデミー・ディレクター(校長)と年間、Summer Intensive program(夏季集中)のスケジュールチェック&作成のサポート
・ウェルネス・プログラムの構築(ジャイロ、ピラティス、ヨガ、ヤムナ、ボディ・コンディショニング、ウェイトトレーニング、ストレングストレーニング、栄養、心理などのクラスのコーディネート)
・プライベート、セミプライベート、グループセッションでのコレクティブ、ファンクショナルトレーニングやストレングス、クロストレーニングなどのセッション ・進路相談(特に怪我の最中の学生やカンパニーメンバー)
・怪我したカンパニー・ダンサーの手術前、術後の強化トレーニング(医師、PTとATと連携を取りながら)
・ヒューストン・バレエ主催の外部バレエ教師やヒューストンのコミュニティーの学校の体育教師に対する「怪我予防」のワークショップ
その中で一番力を入れてきたのは、指導者側と生徒の一人一人「マインドセット」を整えること。
まだまだですが、数字が物語っている通り確実に結果は出してきています。
シーズン2016-17年 怪我 143件 疲労骨折 4件
シーズン2017-18年 怪我 86件 疲労骨折 4件
シーズン2018-19年 怪我 84件 疲労骨折 0件
2019-20年は、怪我の把握やシーズンが途中で終わってしまっているので、数字が正確でないため載せていません
ライフスタイル・パフォーマンス・ピラミッド
Life style Performance Pyramid(LPP)
アキの提唱する「ライフスタイル・パフォーマンス・ピラミッド(LPP)」
メンタルのコントロールから、休息と栄養、関節の働きを考えた上でのエクササイズ処方、パワー&ストレングストレーニングがあってからのスポーツであれバレエであれ、スキルやテクニックに繋がる...
「日々」、「日常」から...
Akihiro Kawasaki
PASMI
①『Mental Control』メンタルコントロール
これがあるからこそ「食べよう・休もう・鍛えよう」と考え、目標に向かって『あなた』を動かします。
メンタルが健康であるから、『あなた』の身体が健康であるために『食』を選び、『休息&睡眠』をしっかり取れると信じてます。
何か不安だったり、悲しいことがあり、食欲も失せ、考え事をして眠れなく、ずっと疲れている。そんな経験をした事はありませんか?
『心』とは、本当に『あなた』を動かすのに大切な大きな要素なのです。
健康な『メンタル』であることはとても重要なことだと思います。
②『Nutrition & Rest』栄養・睡眠・休養
身体をつくるために、『食事』や『休息&睡眠』も体調を良く保つために必要です。
『食』が偏れば、糖尿病になったり、高コレステロール症、高血圧症などの生活習慣病になりえます。
寝不足等が加われば、脳卒中、血管が詰まったり、破れたりして、脳梗塞、脳血栓症、脳塞栓症やくも膜下出血、脳出血なども起こりえます。
普段からの食・休息&睡眠が大切になります。
③『Mobility & Stability』関節可動性・関節安定性
アスリートや多くのS&Cはこのカテゴリーを飛ばし、ストレングストレーニングを開始するケースも少なくないと思います。
この『Mobility & Stability』は、怪我の再発&防止を考えた上でとても大切な要素です。
関節可動域&柔軟性が低いアスリートに大きな爆発的パワー発揮は望めません。
パワー発揮が凄いアスリートは、柔軟性もしっかりとあります。
相撲取りは四股も踏めますし、重量挙げ選手はあの身体でのジャンプは凄まじいものです。
しっかりと『Mobility & Stability』が確保されていない状態で行なえば、怪我、一生を棒に振ることにさえ繋がると私は考えます。
『Mobility & Stability』をストレングストレーニングの前に入れていくことは重要です。
「Functional Movement Systems」を導入し、必要であれば「YAMUNA」をcorrective exerciseの一つとして、これからの『あなた』自身の為のコンディショニングとして入れていただきます。
大切なのは、『あなた』が『自身の身体を知る』ことにあり、そこから何をすべきなのか。
ストレングストレーニングをする以前の問題であり、ここを飛ばして『更に上に』行く事はないと考えます。
たとえ、これらをやらずにトップレベルになったとしても、いつか怪我をして、辛い想いをすることになりかねません。
④『Strength & Power』筋肉の状態・筋力
⑤『Skill Ability & Technique』テクニック