KUMIYO KAI
甲斐 久実代
PASMI Advisory board member
所属・職位:日本福祉大学スポーツ科学
スポーツ学部 助教
専門分野 :スポーツ科学・ダンス
学位:MASTER OF FINE ARTS IN DANCE(米国)
(カリフォルニア大学)
1985年生まれ、神奈川県出身
幼少期からバレエを習い、高校生の時に腰を痛めた事がきっかけで身体の仕組みに興味を持つ。
高校生交換留学で1年間、アメリカの現地校に通う機会があり、そこで参加した飛び込み部のコーチからトレーニングやコンディショニングの存在を知り、ダンサーにもスポーツ科学的なサポートが必要と考えるようになる。
2005年、早稲田大学スポーツ科学部に入学
アスレティックトレーニングとスポーツバイオメカニクスを学ぶ。チアリーディング部で学生トレーナーとして活動する。
海外ではダンス医科学という研究分野がある事を知り、海外のダンスクリニックや学会に参加。
2006年、NYにてHarkness Center for Dance Injuries, Westside Dance Physical Therapyなどを見学。
2008年、国際ダンス医科学会(IADMS; International Association for Dance Medicine and Science)に参加、発表し、Student Recognition Award(ポスター部門学生賞)を受賞。
卒業後、日米教育委員会フルブライト奨学金を受け、ダンス医科学を学ぶため、2010-2012年 University of California, Irvine MFA in Dance(カリフォルニア大学アーバイン校芸術学部ダンス学科修士課程)でダンス医科学とダンスを学ぶ。
帰国後、日本福祉大学スポーツ科学部でスポーツ科学とダンスを教えている。
Health for Danceに加え、Dance for Health(ダンスによる健康増進)にも興味を持つ。
ダンス医科学の情報発信やダンスでの留学サポートを行えればと思います。
現在は東京大学大学院医学研究科で公衆衛生を学ぶ。
身体的・精神的・社会的健康に効果があると考えられるダンスを多くの人がより安全に効果的にそして楽しくできるサポートをすることをミッションとしている。
● 経歴
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2017- 2020
日本福祉大学 スポーツ科学部 スポーツ科学科 助教1
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2014 - 2016
中京大学 スポーツ科学部 非常勤講師
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2013 - 2016
名古屋女子大学 文学部児童教育学科 講師
●学歴
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2010-2012
カリフォルニア大学 アーバイン校芸術学部ダンス学科 修士課程野外運動学専攻
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2005-2009
早稲田大学 スポーツ科学部 スポーツ医科学科
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東京大学大学院医学研究科 在学中
●委任歴
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2017 - 現在 日本ダンス医科学研究会 世話人
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2010 - 2012 Student Committee
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2010 - 2012 IADMS(国際ダンス医科学会) Student Committee
●受賞歴
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2011 IADMS Educational Based Award
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2008 学生賞(ポスター)
●論文
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スポーツ科学部3ポリシーに基づく学生自己評価アンケート報告2019年度版
甲斐久実代, 安藤佳代子, 竹村瑞穂, 藤田紀昭
日本福祉大学スポーツ科学論集 3 57-64 2020年3月
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甲斐久実代, 坂口裕子
日本福祉大学スポーツ科学論集 3 21-26 2020年3月 査読有り
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スポーツ科学部3ポリシーに基づく学生自己評価アンケート報告2018年度版
2019年3月
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スポーツ科学部3ポリシーに基づく学生自己評価アンケート報告2017年度版
甲斐久実代, 安藤佳代子, 藤田紀昭
日本福祉大学スポーツ科学論集 1 2018年3月
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『名古屋女子大学紀要家政・自然編』 (62) 51-58 2016年3月 査読有り
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ダンサーのヘルスケアサポート-Harkness Center for Dance Injuries of the NYU Langone Medical Centerの取り組み-
『月刊トレーニングジャーナル』 38(1) 40-41 2016年1月
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『名古屋女子大学紀要 家政・自然編』 (61) 27-36 2015年3月 査読有り
⚫︎Biomechanical analysis of ballet dancers’ en pointe
(バレエダンサーのトウシューズ着用時の動作のバイオメカニクス的分析) (修士論文)
2012年6月
●書籍等出版物
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子どもが自ら動きだす!ラグビー新指導プログラム オノタケ式BG指導ガイド
(担当:共著, 範囲:アスレティック・リハビリテーション)
2017年8月
2023年~PASMIオンラインサロンの講師を務める
ダンス医科学関連
「ダンサーのヘルスケアサポートの構築」というテーマで日米教育委員会フルブライト奨学金を受賞し、アメリカの大学院でダンス医科学を学ぶ。
帰国後、大学の保育士・小学校及び保健体育教員養成課程で、ダンス、スポーツ科学を教える。
ダンサーが怪我なく、より高いパフォーマンスを行う”Health for Dance”の研究と教育に従事すると共に、ダンスを身体的・精神的・社会的健康を高める身体活動として広める”Dance for Health”の活動を行う。
IADMSとの関わり
2008年よりIADMS(国際ダンス医科学会)に参加。
また、IADMSの最も新しい委員会であるDance for Healthの委員を務めている。
IADMSに参加して、様々な分野や職種が協力してダンサーをサポートするダンス医科学に魅了される。PASMIのサロンは、日本版IADMSという想いでシーズン2に臨む。